《ちょっと前書き》
チャッピーが早速記事をアップしましたが、なんか適当にブログの言葉を切り貼りしているだけかよ…orz。元々あんまり期待してもいなかったが、ちょっとこれはひどすぎるんじゃないの?
こうさぎのHPには「授乳期間中」つまりα版とあるが、さすがにこれはまだ客に提供するレベルじゃないと思う。
ま、せっかくなので残しておくことにします。ただし、記事の文字の色やタイトルなどは多少手直ししました。記事のタイトルがピンク(本文は紫)なのがチャッピーの記事です(ちなみに、もうすでにご了解のことと思いますが、記事のタイトルがエメラルドで本文が深緑なのがゆうすけ氏の日曜版の記事です)。また、「最近の記事」欄でも見分けがつけやすいように、タイトルの「ダメなもの」の後の括弧を変えております。「」が私、『』がゆうすけ氏、《》がチャッピーとなっております。お気づきでなかった方に説明しておきました。
以下は本文。
実は、今回食べに行く前に、彼女となんばパークスの「浪花麺だらけ」に一度足を運んだことがある。そのとき、私は讃岐うどんが食べたいと強硬に主張したが、彼女の「うどんだと汁が跳ねて服が汚れる」との主張に譲歩し、結局同じ「浪花麺だらけ」で博多ラーメンを食べた。
「うどんダシはダメでも、豚骨スープならオッケーなのか?」
という釈然としない気持ちを抱えながらラーメンをすすったのを覚えている。
ちなみに、この博多ラーメン「しばらく」は美味しかった。私自身、豚骨スープや固めの細麺が好きなのもあるだろうが、なかなかの味だった。また食べに行きたい。
なんで「大」で頼んでしまったのだろう…orz
2004年10月24日、用事があって一人で難波へ行った際に、ちょうど腹が空いたのでなんばパークスまで足をのばした。
ちょうど日曜だったこともあり、人がごった返していた。しかし、私は一階から上がったのだが、一階にいる人たちはの様子が、なんばパークスにどうもそぐわない。ほとんどが男ばかりで、しかも半分以上がおっさんだったからだ。男共は手に手にマークシートをもち、何やら熱心に色塗りをしている。
実は、なんばパークスは建物の二階からで、一階にはJRAの場外馬券売り場が入っているのだ。オシャレななんばパークスの足下で博徒共がうごめいている図はなかなかに興味深い。
「畜生に他人が乗ってるんや、当たるわけがない」というのが父の教えであるので、私は博徒共をスルーして一路目的地「大阪麺通団」に向かう。
「浪花麺だらけ」は人でごった返していた。プリンか何かの食べ比べのようなイベントをやっていたようだ。「麺だらけ」でなぜにプリンか? という当然の問いはここでは措く。 いくつかの店では長蛇の列が出来ていた。
* 話がそれるが、私は食べ物やで列に並ぶのが大嫌いだ。みんなで食べに行くときに「ここにしよう」と決めた店で並ぶのなら構わない(そこまでワガママは言わない)が、一人のときや二人連れのときはよほどのことがない限り別の店にする。並んでいる自分が店の宣伝に利用されている気がしてしまうからだ。それに、並ぶほどの価値がある食べ物自体、そんなにあるとも思えないからだ。
幸い、大阪麺通団には列はできていなかった。客は結構入っていた。
* そう言えば、今プリンのイベントをやっている場所辺りには(その奥だったかな?)初めは新潟のパスタ屋が入っていた。私が友人と行ったのが今年の二月頃だったと思うが、あちこちに列ができているのにそこだけは客が一人もいなかった。厨房にいた男性とウエイトレスの女の子二人が前を通りかかった我々を懇願するような目で見てきたのには参った。情にほだされて思わず入ろうとしてしまった私を友人が止めた。
「アホか、今入ったら晒し者が三人から五人に増えるだけやぞ!」
…二月一杯で新潟のパスタ屋は撤退した。
どうやらその一角は鬼門らしく、その後焼きそば屋やそうめん屋が相次いで入っては去っていった。今はどうなっているのだろう。
セルフの店でとまどってしまうのがあのシステムである。まずうどんを注文するのだが、受け取りの場所などが各店で微妙に違う。また、大阪麺通団のメニューは微妙にわかりにくかった。生醤油うどん(汁につかったうどんではなく、麺に醤油がかかったいわゆるぶっかけうどん)が食べたかったのだが、ぱっと見よくわからなかったので「冷やかけうどん」なるものをとりあえず注文する(後で落ち着いて見ればメニューの下の方に醤油うどんらしきものが見つかった。が、後の祭りだ)。朝から何も食べていなかったので、勢い「大」で注文してしまった。
今考えるとこれは失敗だった。
これ見よがしに並べてある各種天ぷらのトッピングを選びながら、うどんが出てくるのを待つ。というか、どこで受け取ればいいのかがよくわからない。レジの方に向かうと注文した場所に私の注文したうどんが出てきた。うどんをみて「失敗した」と思った。そこには汁のかかった普通のうどんがあったからだ。醤油うどんが食いたかったのに…私の場合、店員に注文を訊かれ、待たせたくないからと「えいやっ!」と頼んだ物は大概このように後で軽い後悔をさせてくれる。というか、「えいやっ!」っと注文したもので満足した試しがない。
うどんを受け取り、会計を済ませると早速食べてみた。
ずるずる…うんうん、コシがある…うん…コシ?
一口で言えば固かった。五本も一気にすする私が悪かったのか。口の中がうどんで一杯になったのでかみ切ろうとしたが、なかなかかみ切れない。これって「コシ」か? しかも、無駄に太い分、余計にかみ切れない。私の語彙ではあの固さは「ゴム」としか表現できない。
前回、私は自分があまり味のわからない人間だと言った。しかし、それを承知で敢えて言わせてもらう。「コシがある」のと「ただ固いだけ」は全然違う、と。
不味くはない。でも、これは私が求めていた讃岐うどんではない。勝谷誠彦の舌にダメ出しはしないが(味覚など多分に主観的なものであるからだ)、彼の味の感覚は私の口には合わないことは言わせて頂く。私のジャッジでは山田六郎が正しかった。
それにしても何で「大」なんかで頼んじゃったのだろう。この麺、固すぎてかつてのこんにゃくゼリーのように子供が窒息死しないのかなぁ。「冷やかけ」って何だよ、スーパーで売ってるアルミの鍋焼きうどんを火にかけずにだしたみたいじゃねえか…さんざっぱら勝手なことを思いながら固いうどんを食べ終えると(私にとって麺類はパスタ以外「すする」ものだが、あのうどんは「食べた」としか表現できない。歯ごたえだけはばっちりだったと思う)、文句を言われないようトレイを片づけ(でも返却口は前の客のトレイで一杯だった。プロデューサー様に再度膳下げをやって頂きたい)、そそくさと店を出た。
私の彼女へ。
正直スマン! 君の判断は圧倒的に正しかった。あのゴムのように固いうどんのダシが跳ねていたら、私でも激怒したと思う。もごもご固いうどんを噛みながら、私はつくづく「博多ラーメンにしとけば良かった…」と反省させられた。君の英断を、我が身を以て証明しなければ理解できなかった愚かな私をどうか許して欲しい。
江戸の敵を長崎で…
翌日、私は朝から資格試験の予備校にいた。天王寺なので昼飯を食う店には困らない。が、私は妙にうどんが食べたくなった。昨日の味にいまだ納得がいかないからだろう。
結局、天王寺「あべのルシアス」の地下にある讃岐うどんの店「磯仁」で取ることにした。そう言えば、ここが讃岐うどんの店だったのをすっかり失念していた。「いそじん」って、うがい薬みたいな名前やなぁなどと要らんことばかり考えていたからだろう。
私は「磯仁」で釜揚げうどんを注文した。表には「大盛りでも同じ値段です」とか書いてあった気もするが、昨日のことで懲りている。大盛りはやめておいた。
うどんができるのを待っていると、親父が「釜揚げだと7,8分かかります。一度湯がいた『湯冷め』の麺でしたらすぐにお出しできますけど」と言った。早いほうが良かったのでそれにしてもらう。
出てきた釜揚げうどんをすすって私はびっくりした。
「や、やわらかい…」
昨日の歯ごたえからすればそりゃあ柔らかいに決まっている。しかし、麺にコシがあるのははっきりわかった。一見柔らかそうなのだが、噛んだときにしっかりとした弾力が感じられた。太さも昨日のようにやたら太くもない。昨日とは雲泥の差だ。これだよ、俺の食べたかった讃岐うどんは! 普通に美味い讃岐うどんをやっと食することができた。
ただ、敢えて否定的な感想も挙げるなら、ちょっとだけコシが弱いようにも感じた。といってもこの辺の微妙な感覚は好みの問題だし、昨日の固すぎる麺の影響でコシが弱いように感じているのかも知れない。あるいは「湯冷め」の麺だったことの影響も考えられる。今度もう一回来てみよう。
私のおすすめの讃岐うどん屋
つらつらと讃岐うどんについて書いてきたが、最後に私のお薦めの讃岐うどん屋をご紹介しておく。
それは、阪急千里線・関大前駅の駅前にある「森の石松」という店である。
一見すると古い建物のその店に入ろうと思ったのは年の離れた従兄弟の紹介による。私が関大に入学したとき、従兄弟が「『森の石松』は大阪で唯一おいしい讃岐うどんを出してくれる」と教えてくれた。河内長野に住む従兄弟は、そのうどんを食べるために夫婦でわざわざ吹田まで車でちょくちょく来ている、とも言っていた。従兄弟の言によると「 トレードマークはおばちゃんみたいな顔をしたおっちゃん」だそうである。
ただ、この「森の石松」はその日の麺がなくなると店を閉めてしまうそうで、夕方にはもうやっていなかったりする。私はいつも昼頃に足を運んでいた。
従兄弟がわざわざ河内長野から出てくるだけあって、ここのぶっかけうどんは確かに美味しかった。失礼な話、年季の入った地味な店舗からは想像できなかったが、客がよく入っている。口コミで評判になっているのか、それとも常連なのかは知らない。調べてみたら、 ここやここで紹介されていた。「隠れた名店」のようである。
最近は行かなくなったが、たまにあそこの味を思い出しては禁断症状に陥る。うちから往復で2000円以上かからなければ毎週でも足を運びたいとのだが…。
最後にちょっと後書き
「森の石松」を調べたついでに、大阪麺通団の評価もググってみた。2ちゃんなんかでは結構ボロカスに言われていた。確かに「讃岐うどん大使」を称してグルメテーマパークに出店したんだから、S級の、せめてA級のうどんを出さないとそりゃボロカスにも言われるだろう。店のシステムのわかりにくさも指摘されていた。
が、一番ボロカスに言われていたのは、やはり店のプロデューサーだった。そりゃ「まっとうな客を育てる」なんて高慢な物言いは批判されて当然ですな。
固い麺にも文句一つ言わず黙って食って、片づいていない返却口からトレイを下げて、レジにいたおっちゃんに「ごちそうさま」と声までかけた私は、少しは「まっとうな客」になれたのだろうか。いや、自惚れてはいけない。「勘違いするな!」と高慢なプロデューサー氏に叱られかねないからだ。
…人間、思い上がってはいけない。つくづくそう思った。
(了)
《追記》
2004年10月31日に我が家の夕食は鍋だったのだが、そのときに鍋の後に入れたカトキチの冷凍さぬきうどんは、大阪麺通団の讃岐うどんよりもずっと美味しいと感じたことを書き添えておく。
(2004.11.03)